就労を続けながら限界まで頑張った50代女性、うつ病で障害基礎年金2級を受給した事例
相談者
相談者: 愛媛南予地区 50代 女性
傷病名: うつ病
申請日: 令和6年(2024年)10月
支給決定日: 令和7年(2025年)2月
決定した年金種類と等級: 障害基礎年金2級 年間約80万円
相談時の相談者の状況
相談者様は訪問介護の仕事に長年従事し、責任感をもって日々現場で働いてきました。しかし、体調の異変により働き続けることが困難となり、障害年金の受給を検討されました。
ある時期から食欲がなくなり、突然涙が出るようになりました。死んでしまいたいという気持ちに苛まれ、家族が異変に気づき心療内科を受診。うつ病と診断され、以降ずっと同じ医療機関での通院を続けてきました。
当初は、体が仕事を覚えているということもあり、週2日に減らして勤務を継続していましたが、眩暈や吐き気、強い疲労感で仕事の日はぐったりと寝込むようになりました。家事もままならず、洗濯乾燥機を導入しても畳むことができない状態が続いていました。
仕事で導入された端末にも対応できず、周囲の変化についていくことに強いストレスを感じ、医師からは休職を勧められました。それでも「休んではいけない」という思いから無理を続けていましたが、やがて希死念慮が強くなり、買い物にも家族の付き添いが必要となり、深夜の中途覚醒や動悸、言語的な受け答えの困難など、生活全体に深刻な支障をきたすように。
ついには長期休職に入ったことで、障害年金の申請を考えるようになったそうです。
相談から申請までのサポート
障害年金の申請を検討し始めたものの、相談者ご本人もご家族も制度のことがまったくわからず、「自分たちでは手続きができない」と判断し、専門家への依頼を希望されました。
ずっと同じクリニックを受診していることから受診状況等証明書は不要です。遡及請求をすることになり、認定日と現在それぞれの状況を詳しく記載した文書とともに診断書作成を依頼しました。スムーズに診断書を作成してもらうことが出来、申立書と合わせて申請を行いました。
結果
過去にさかのぼって支給を受ける「遡及請求」については、認定日時点で週2日ながらも就労していたことから不支給となりました。事後重症のみ認められ、障害基礎年金2級の支給が決定しました。
相談者様は今も体調は思うように回復せず、家事もできない状態が続いていますが、それでも「認めてもらえた」と思えたことで少しホッとされたご様子でした。年金があることで、治療や生活を続けていくうえでの安心材料になっているようです。
障害年金の無料相談を行っています
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障害年金とは
「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度であります。
障害者のための特別な手当と勘違いされている人もいらっしゃいますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。
対象となる障害について
障害年金というと、肢体障害、目の障害、聴力の障害など外見でわかる障害のイメージが強いですが、実は様々な傷病が障害年金の対象となります。
下の図で障害年金の対象となる傷病を紹介していますのでご覧ください。これらはほんの一部で、本当に多くの傷病やケガが対象になります。しかし同じような症状でも、傷病名によっては対象外とされてしまうこともありますので、注意が必要です。
障害年金に該当しているかどうか簡単に診断できるページがありますのでもし障害年金をもらえるかもと思った方は是非診断してみてください。
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目の傷病
白内障、緑内障、ブドウ膜炎、眼球萎縮、網膜色素変形症、両人工的無水晶体眼、眼球振盪症 など
聴覚
メニエール病、感音性難聴、突発性難聴 など
肢体
重症筋無力症、関節リュウマチ、脊髄損傷、進行性筋ジストロフィー、変形性股関節症、人工股関節など
脳の傷病
脳卒中、脳出血 、脳梗塞など
精神
統合失調症、うつ病、躁うつ病、てんかん、発達障害、知的障害など
呼吸器疾患
気管支ぜん息、肺線維症、肺結核など
心疾患、高血圧
狭心症、心筋梗塞、高血圧性心疾患、悪性高血圧症など
腎疾患、肝疾患、糖尿病
慢性腎炎、ネフローゼ症候群、慢性糸球体腎炎、慢性腎不全、人工透析、肝硬変、肝ガン、糖尿病、糖尿病性と明示されたすべての合併症 など
その他
悪性新生物(ガン)、高次脳機能障害、化学物質過敏症、各種難病(強皮症、パーキンソン症候群)、その他難病など
いろいろな傷病を併発している場合など、実に様々な症状があります。
自分で判断できない場合は、専門家にご相談ください。
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当事務所に依頼するメリット
障害年金はご自身で申請することができます。
ご自身で障害年金を申請する場合は多くのハードルがあります。
なぜ当事務所に依頼した方がいいのか依頼するメリットについて解説します。
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