
相談者
相談者: 松山市の男性(40代)
傷病名: うつ病
申請日: 令和7年(2025年)9月
支給決定日: 令和7年(2025年)12月
決定した年金種類と等級: 障害厚生年金2級 (年間約110万円 遡及初回受取額580万円)
相談時の相談者の状況
うつ病で15年以上通院されている方からご相談をいただきました。
初診の心療内科には約3か月通院していましたが、退職後に実家へ戻ったため転院。その後も通院先を変更しながら治療を継続されていました。
初診から現在までの通院歴は4か所に及び、障害認定日時点に通院していた医療機関と現在通院している医療機関が異なる状況でした。
また、初診の医療機関はすでに閉院しており、初診日をどのように証明するのか分からず不安を抱えておられました。
就労面では、何度も社会復帰を試みたものの、精神的不調により短期間で退職を繰り返していました。現在は障害者雇用で清掃業務に従事しているものの、症状による制限があり、障害年金の遡及請求を希望されていました。
ご自身での手続きは難しいと感じられ、当事務所へご依頼いただきました。
相談から申請までのサポート
まずは初診日の確定を最優先に進めました。
初診の医療機関は閉院していましたが、2番目に受診していた医療機関に受診状況等証明書を依頼し、あわせて初診病院からの紹介状の写しを取得することで初診日を証明しました。
その後、障害認定日時点に通院していた3番目の医療機関へ障害認定日請求用診断書を依頼し、現在通院中の医療機関には現在の状態を記載した診断書を依頼しました。
また、初診から現在まで15年以上にわたる病歴や就労状況を丁寧に整理し、
・自殺未遂に至るほど症状が悪化した経緯
・長期間にわたり家族の援助を受けながら生活していた状況
・就労を試みても継続が困難であった状況
・現在も障害者雇用という配慮を受けながら就労している状況
を病歴・就労状況等申立書へ具体的に反映しました。
認定日時点の生活状況と現在の生活状況が審査担当者へ伝わるよう、日常生活能力や就労上の制限についても詳細に整理したうえで請求を行いました。
結果
障害厚生年金2級が認定されました。
また、障害認定日時点まで遡って認定されたため、約580万円の遡及支給を受けることができました。
初診の医療機関が閉院していても、転院先の証明書や紹介状などの資料を活用することで初診日を証明できる場合があります。
「初診の病院がなくなっている」「転院を繰り返していて手続きが複雑」といったケースでも、諦めずにご相談ください。
愛媛・松山障害年金相談センターから皆様へ
障害年金の手続きは、病院の選定や必要書類の収集、病歴の整理など複雑な部分が多く、不安を感じる方も多いと思います。
ご自身で判断する前に、まずはお気軽にご相談ください。請求の可能性や必要な手続きについて、分かりやすくご説明いたします。






















