双極性障害で仕事を休みがち・・・安定して働くための工夫と障害年金の活用法

双極性障害は、気分が高揚する「躁状態」と、落ち込む「うつ状態」を周期的に繰り返す病気です。この症状の波は、日常生活だけでなく仕事にも大きな影響を及ぼします。

特に、体調の変化によって欠勤や遅刻が増えると、職場での評価や人間関係にも影響が出やすくなります。とはいえ、治療の継続や職場環境の工夫、そして場合によっては障害年金の活用により、安定して働くことは十分可能です。

本記事では、双極性障害で仕事を休みがちな方が長く働くための工夫と、障害年金の申請ポイントについて詳しく解説します。

双極性障害と仕事で直面しやすい問題

双極性障害の症状は、働く上でさまざまな支障を引き起こします。うつ状態では朝起きられない、倦怠感で出勤が困難になることが多く、遅刻や欠勤が続く場合があります。躁状態では夜更かしや過剰な活動で生活リズムが乱れ、同じく勤務態度に影響します。

さらに、うつ期には注意力や記憶力が低下し、業務効率が落ちてミスが増える傾向があります。一方で躁期は衝動的な行動や発言が増え、同僚や上司との関係を悪化させることもあります。

こうした問題が重なると、休職や退職に追い込まれるケースも少なくありません。

働き続けるための実践的な工夫

まず欠かせないのは治療の継続です。医師の指示に従い、服薬や通院を怠らないことが症状の安定につながります。また、職場に理解を求めることも重要です。必要に応じて上司や人事に病状を説明し、残業削減や勤務時間の調整を依頼しましょう。

産業医やカウンセラーを活用するのも有効です。自分の体調変化に気づけるよう、睡眠時間や気分の記録をつけるなど、自己理解を深める工夫も大切です。さらに、趣味や軽い運動などストレス解消法を生活に取り入れることで、再発リスクを減らせます。

双極性障害と相性の良い働き方

柔軟な勤務制度のある職場は、体調に合わせて働けるためおすすめです。在宅勤務や時短勤務、フレックスタイム制は、症状の波に対応しやすくなります。加えて、残業が少なく休日が安定して取れる職場は生活リズムを守りやすく、症状の安定に直結します。

そして何より、双極性障害への理解がある上司や同僚がいる環境は、安心して働き続けるための大きな支えとなります。

障害年金の活用で生活の安定を図る

症状が重く、長期的に働くことが難しい場合は障害年金の申請を検討しましょう。障害年金は、初診日や保険料の納付状況、症状の程度によって受給可否が決まります。特に長期休職を繰り返している場合や、日常生活にも大きな制限がある場合は申請の可能性が高まります。

申請には医師の診断書や病歴申立書などの提出が必要なため、社労士や専門機関への相談が安心です。受給できれば経済的負担が軽くなり、治療や生活の再建に集中できます。

>>障害年金を自分で申請するのは難しい?社会保険労務士に依頼するメリットについて

まとめ

双極性障害で仕事を休みがちになることは珍しくありません。重要なのは、自分に合った働き方を見つけ、必要に応じて職場環境を調整することです。

そして、生活や就労に大きな制限がある場合は、障害年金という選択肢を活用することで、無理せず社会とのつながりを持ち続けられます。焦らず、自分のペースで長く働ける環境を整えていきましょう。

>>障害年金申請めんどくさいと思っている方へ 面倒な障害年金の申請は社会保険労務士へ

愛媛・松山障害年金相談センターでは障害年金の申請のお手伝いをしています。
お気軽にお問い合わせください。

>>当事務所に依頼するメリット

障害年金とは

「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度であります。
障害者のための特別な手当と勘違いされている人も見えますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。
65歳以前に障害を持ち、日常生活や仕事に支障がある人に対して支払われる生活補助金です。

>>障害年金の基礎知識について

>>障害年金の受給額について

対象となる障害について

障害年金というと、肢体障害、目の障害、聴力の障害など外見でわかる障害のイメージが強いですが、実は様々な傷病が障害年金の対象となります。

下の図で障害年金の対象となる傷病を紹介していますのでご覧ください。これらはほんの一部で、本当に多くの傷病やケガが対象になります。しかし同じような症状でも、傷病名によっては対象外とされてしまうこともありますので、注意が必要です。

障害年金に該当しているかどうか簡単に診断できるページがありますのでもし障害年金をもらえるかもと思った方は是非診断してみてください。

>>障害年金に該当しているかどうか簡単に分かる1分間受給判定

目の傷病

白内障、緑内障、ブドウ膜炎、眼球萎縮、網膜色素変形症、両人工的無水晶体眼、眼球振盪症 など

聴覚

メニエール病、感音性難聴、突発性難聴 など

肢体

重症筋無力症、関節リュウマチ、脊髄損傷、進行性筋ジストロフィー、変形性股関節症、人工股関節など

脳の傷病

脳卒中、脳出血 、脳梗塞など

精神

統合失調症、うつ病、躁うつ病、てんかん、発達障害、知的障害など

呼吸器疾患

気管支ぜん息、肺線維症、肺結核など

心疾患、高血圧

狭心症、心筋梗塞、高血圧性心疾患、悪性高血圧症など

腎疾患、肝疾患、糖尿病

慢性腎炎、ネフローゼ症候群、慢性糸球体腎炎、慢性腎不全、人工透析、肝硬変、肝ガン、糖尿病、糖尿病性と明示されたすべての合併症 など

その他

悪性新生物(ガン)、高次脳機能障害、化学物質過敏症、各種難病(強皮症、パーキンソン症候群)、その他難病など

いろいろな傷病を併発している場合など、実に様々な症状があります。
自分で判断できない場合は、専門家にご相談ください。

LINEで簡単にご相談できます。

LINEをお使いのお方はLINEを使って簡単にご相談することができます。

当事務所に依頼するメリット

障害年金はご自身で申請することができます。
ご自身で障害年金を申請する場合は多くのハードルがあります。

なぜ当事務所に依頼した方がいいのか依頼するメリットについて解説します。

【四国地域対応可能】障害年金のことについて無料相談しませんか?

まずはお電話かメールで「無料相談のご予約」をしてください。

【電話でのお問い合わせ】
TEL 089-907-3797
スマホの場合は電話のアイコンをタップしてもらえれば直接つながります。

【メールでのお問い合わせ】
メールでお問い合わせはこちらからお問い合わせください。
>>メールでのお問い合わせ

当センターは、お客様の障害年金に関わるすべてのお悩みにお応えさせていただきます。 特にその中でもお客様が受給できる可能性のある年金に関して丁寧にアドバイスを行います。

相談をする前に障害年金に該当しているかどうか診断することもできます。
>>障害年金が受給できるかどうか分かる「1分間受給判定」

1分間受給判定をした後には後日こちらから診断判定をお知らせいたします。

障害年金相談にあたり、相談内容について専門家としてお答えいたします。
責任を持ったお答えのためには信頼関係が必要です。
下記の項目を最初にお聞きいたしますのでご用意いただけますよう、お願いいたします。

【必須項目】
(1)お名前、(2)生年月日(年齢)、(3)電話番号、(4)住所
【ご自身でわかる場合】
(5)初診日(医療機関に初めて受診した日)、 (6)加入年金制度の種類と加入状況、(7)傷病名(診断傷病名)

対応エリア(四国地域対応可能)

愛媛県

松山市今治市宇和島市八幡浜市新居浜市西条市大洲市伊予市四国中央市西予市東温市越智郡上島町上浮穴郡久万高原町松前町砥部町喜多郡内子町西宇和郡伊方町松野町鬼北町愛南町

香川県

高松市丸亀市坂出市善通寺市観音寺市さぬき市東かがわ市三豊市土庄町小豆島町三木町直島町宇多津町綾川町琴平町多度津町まんのう町

高知県

高知市室戸市安芸市南国市土佐市須崎市宿毛市土佐清水市四万十市香南市香美市東洋町奈半利町田野町安田町北川村馬路村芸西村本山町大豊町土佐町大川村いの町仁淀川町中土佐町佐川町越知町檮原町日高村津野町四万十町大月町三原村黒潮町

徳島県

徳島市鳴門市小松島市阿南市吉野川市阿波市美馬市三好市勝浦町上勝町佐那河内村石井町神山町那賀町牟岐町美波町海陽町松茂町北島町藍住町板野町上板町つるぎ町東みよし町

LINEで簡単にご相談できます。

LINEをお使いのお方はLINEを使って簡単にご相談することができます。

お問合せフォーム

愛媛県はもちろん高知県、香川県、徳島県にお住いの方でも当センターにお越しになることなく電話やLINEのみで障害年金の申請のお手伝いをしています。
専門スタッフが丁寧にサポート。障害年金の申請方法でお悩みの方、距離を問わずお気軽にご相談ください。

「愛媛・松山障害年金相談センター」へのお問合せはこちらから

    お名前

    お住まい

    ※申し訳ありませんが、現在は四国地域のみの対応とさせていただいております。

    メールアドレス

    お電話番号

    年齢

    お問い合わせ内容

    無料相談を申し込みたい障害年金の質問がしたいその他

    ご相談内容

    ご入力の内容はこちらで宜しいでしょうか?

    今一度ご確認頂き、宜しければチェックを入れて送信ボタンをクリックして下さい。

    障害年金コラムの関連記事はこちら