後縦靭帯骨化症（こうじゅうじんたいこっかしょう）は、脊椎の後縦靭帯が異常に骨化してしまう疾患です。この骨化が神経を圧迫することで、痛みやしびれ、運動機能の低下といった症状を引き起こします。進行すると、日常生活に支障をきたす場合があります。

日本では特定疾患（難病）に指定されており、医療費助成の対象となる場合があります。

有名人と後縦靭帯骨化症

この病気は一般にはあまり知られていませんが、プロ野球選手の大隣憲司さんや星野仙一さんが患ったことが報じられています。
これらの有名人が公表したことで、後縦靭帯骨化症の認知度が高まり、同じ病気で苦しむ人々の励みになっています。

症状と影響

後縦靭帯骨化症の主な症状には以下のようなものがあります：

• 首や背中の痛み
• 手足のしびれや感覚異常
• 歩行困難やふらつき
• 筋力の低下

症状の進行スピードは個人差があり、早期に適切な治療を受けることが重要です。軽症の場合は薬物療法やリハビリテーションで対応しますが、重症化すると手術が必要となることもあります。

障害年金の申請について

後縦靭帯骨化症は、症状の進行度や生活への影響によっては障害年金の対象となる場合があります。障害年金の認定を受けるためには、以下の条件を満たす必要があります：

• 初診日が国民年金または厚生年金に加入している期間内であること。
• 所定の保険料納付要件を満たしていること。
• 障害認定基準に該当する状態であること。

具体的な手続きでは、医師の診断書や日常生活への影響を記録した書類を提出する必要があります。専門家に相談することで、スムーズに申請を進めることが可能です。

＞＞障害年金を自分で申請するのは難しい？社会保険労務士に依頼するメリットについて

障害者手帳の取得について

後縦靭帯骨化症は、重症の場合、障害者手帳の交付対象となる場合があります。交付を受けることで、福祉サービスや税制上の優遇措置を受けることができます。障害者手帳の等級は症状や生活への影響度合いによって異なります。手帳の取得を検討している場合は、医師や福祉窓口での相談が有益です。

まとめ

後縦靭帯骨化症は日常生活に深刻な影響を及ぼす可能性がある疾患ですが、適切な治療や福祉制度を利用することで生活の質を向上させることができます。

早期診断と治療のほか、障害年金や障害者手帳といった制度を活用することで、経済的・精神的な負担を軽減することが可能です。症状に悩んでいる場合は、専門医や行政のサポートを活用し、適切な対応を進めていきましょう。

＞＞障害年金申請めんどくさいと思っている方へ　面倒な障害年金の申請は社会保険労務士へ

愛媛・松山障害年金相談センターでは障害年金の申請のお手伝いをしています。
お気軽にお問い合わせください。

＞＞当事務所に依頼するメリット

障害年金とは

「障害年金」とは、公的な年金の１つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度であります。
障害者のための特別な手当と勘違いされている人も見えますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。
６５歳以前に障害を持ち、日常生活や仕事に支障がある人に対して支払われる生活補助金です。

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＞＞障害年金の受給額について

対象となる障害について

障害年金というと、肢体障害、目の障害、聴力の障害など外見でわかる障害のイメージが強いですが、実は様々な傷病が障害年金の対象となります。

下の図で障害年金の対象となる傷病を紹介していますのでご覧ください。これらはほんの一部で、本当に多くの傷病やケガが対象になります。しかし同じような症状でも、傷病名によっては対象外とされてしまうこともありますので、注意が必要です。

障害年金に該当しているかどうか簡単に診断できるページがありますのでもし障害年金をもらえるかもと思った方は是非診断してみてください。

＞＞障害年金に該当しているかどうか簡単に分かる１分間受給判定

目の傷病

白内障、緑内障、ブドウ膜炎、眼球萎縮、網膜色素変形症、両人工的無水晶体眼、眼球振盪症　など

聴覚

メニエール病、感音性難聴、突発性難聴　など

肢体

重症筋無力症、関節リュウマチ、脊髄損傷、進行性筋ジストロフィー、変形性股関節症、人工股関節など

脳の傷病

脳卒中、脳出血 、脳梗塞など

精神

統合失調症、うつ病、躁うつ病、てんかん、発達障害、知的障害など

呼吸器疾患

気管支ぜん息、肺線維症、肺結核など

心疾患、高血圧

狭心症、心筋梗塞、高血圧性心疾患、悪性高血圧症など

腎疾患、肝疾患、糖尿病

慢性腎炎、ネフローゼ症候群、慢性糸球体腎炎、慢性腎不全、人工透析、肝硬変、肝ガン、糖尿病、糖尿病性と明示されたすべての合併症　など

その他

悪性新生物（ガン）、高次脳機能障害、化学物質過敏症、各種難病（強皮症、パーキンソン症候群）、その他難病など

岩本浩一

岩本　浩一 （いわもと こういち）
社会保険労務士法人あいパートナーズ 代表

このたび、障害をお持ちで苦しんでいらっしゃる方々やそのご家族の皆様に対して、何か少しでもお力になりたいという想いから、私を育んでくれた地元の松山市で当センターを立ち上げることにいたしました。

障害年金は、公的な制度であるにも関わらず認知度が低いため、本来であれば受け取る権利がある方でも、様々な理由により多くの方々が受給に至っていないのが現実です。当然ながら、手続きをしなければ受給できません。黙っていても誰かが教えてくれるものでもなく、結局は障害をお持ちの方々がご自身で気付くしかないのです。何とか障害年金の相談まで辿り着いたとしても、またしても高いハードルが立ちはだかります。

そうした理由から、請求に必要な書類を準備する事が出来ず、手続きすらできないという状況になり、障害年金の申請を諦めてしまっている方が多くいらっしゃいます。

早く、障害年金のことを知っていればよかった、最初から専門家に相談すればよかった。

相談の現場で、最も耳にする言葉です。

障害年金の請求で一番大事なことは、不安を感じたり、わからないことがあったりしたときに、すぐに専門家に問い合わせをすることです。

ひとりで悩みを抱えず、まずは当センターにお気軽にご相談ください。
当センターは全力であなたに寄り添います。

無料相談を行っておりますので、是非ご利用ください。

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