赤い手帳とは?障害年金との違いと併用メリットをわかりやすく解説

赤い手帳という言葉を耳にしたことはありますか?これは多くの場合、身体障害者手帳を指しており、一部の自治体で赤色のカバーで交付されることからそう呼ばれています。しかし、「赤い手帳」と「障害年金」はまったく別の制度であり、目的も内容も異なります。

この記事では、それぞれの違いと関係について、初めての方でも理解できるようやさしく解説します。

赤い手帳とは何か

「赤い手帳」は正式名称ではなく、身体障害者手帳の通称として使われることがあります。特に、自治体によって赤色のカバーが付けられている場合があり、視覚的に「赤い手帳」として認識されやすいのです。

身体障害者手帳は、病気や事故によって身体に一定以上の障害を負った人に交付されるもので、障害の内容や重さに応じて1級から6級までの等級がつけられます。この手帳を持つことで、さまざまな福祉サービスや税の優遇措置、公共交通機関の割引などを受けることができます。

障害年金とは何か

一方の障害年金は、年金制度の一部です。病気やケガが原因で日常生活や仕事に大きな支障があるとき、一定の条件を満たせば年金として金銭的支援を受けることができます。

障害年金には「障害基礎年金」と「障害厚生年金」の2種類があり、受給できるかどうかは、初診日・障害の程度・保険料の納付状況などによって判断されます。なお、年金等級は1級から3級で構成されており、身体障害者手帳の等級とは異なります。

赤い手帳と障害年金の違い

赤い手帳(身体障害者手帳)と障害年金の最も大きな違いは、その目的と管轄機関です。赤い手帳は福祉制度の一環であり、主に市町村が交付するもので、福祉サービスの利用が目的です。

一方、障害年金は国の年金制度の一部で、金銭的支援を目的としています。日本年金機構が管轄しており、生活費の補填や経済的自立をサポートする役割を担っています。

また、同じ障害を持っていても、手帳の等級と年金の等級が一致するとは限りません。そのため、両方を正しく理解し、別々に申請する必要があります。

赤い手帳があると障害年金はもらえるの?

「赤い手帳を持っていれば、障害年金も自動的にもらえるのでは?」と考える方も多いですが、これは誤解です。両者は別の制度なので、手帳を持っていても障害年金がもらえるとは限りません。

障害年金を受け取るには、年金保険料の納付実績や、障害の状態に関する医師の診断書、初診日などの条件を満たす必要があります。特に初診日の特定と、その時点で加入していた年金制度が重要です。

>>障害年金を自分で申請するのは難しい?社会保険労務士に依頼するメリットについて

障害年金と赤い手帳を両方持つメリット

障害年金と赤い手帳は、両方を持っていることで、より多くの支援やサービスを受けることができます。たとえば、障害年金で生活費の補助を受けつつ、赤い手帳で公共料金の割引や医療費助成などを利用できます。

また、障害者雇用枠での就職活動、住宅支援、交通費の減免など、社会生活におけるさまざまな場面で恩恵があります。両制度を活用することで、生活の質を高めることができます。

まとめ:赤い手帳と障害年金の正しい理解を

赤い手帳(身体障害者手帳)と障害年金は、混同されがちですが、制度としてはまったく異なるものです。それぞれの目的や対象、申請方法を理解し、自分に必要な支援を正しく受けることが大切です。

手帳を持っているからといって年金がもらえるわけではなく、年金の条件を満たして初めて支給されます。反対に、障害年金を受けているからといって手帳が自動的にもらえるわけでもありません。

自分の状態や将来設計に合わせて、必要な制度を活用していきましょう。両方の制度を知ることで、生活をより豊かに、安心して送ることができるはずです。

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障害年金とは

「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度であります。
障害者のための特別な手当と勘違いされている人も見えますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。
65歳以前に障害を持ち、日常生活や仕事に支障がある人に対して支払われる生活補助金です。

>>障害年金の基礎知識について

>>障害年金の受給額について

対象となる障害について

障害年金というと、肢体障害、目の障害、聴力の障害など外見でわかる障害のイメージが強いですが、実は様々な傷病が障害年金の対象となります。

下の図で障害年金の対象となる傷病を紹介していますのでご覧ください。これらはほんの一部で、本当に多くの傷病やケガが対象になります。しかし同じような症状でも、傷病名によっては対象外とされてしまうこともありますので、注意が必要です。

障害年金に該当しているかどうか簡単に診断できるページがありますのでもし障害年金をもらえるかもと思った方は是非診断してみてください。

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目の傷病

白内障、緑内障、ブドウ膜炎、眼球萎縮、網膜色素変形症、両人工的無水晶体眼、眼球振盪症 など

聴覚

メニエール病、感音性難聴、突発性難聴 など

肢体

重症筋無力症、関節リュウマチ、脊髄損傷、進行性筋ジストロフィー、変形性股関節症、人工股関節など

脳の傷病

脳卒中、脳出血 、脳梗塞など

精神

統合失調症、うつ病、躁うつ病、てんかん、発達障害、知的障害など

呼吸器疾患

気管支ぜん息、肺線維症、肺結核など

心疾患、高血圧

狭心症、心筋梗塞、高血圧性心疾患、悪性高血圧症など

腎疾患、肝疾患、糖尿病

慢性腎炎、ネフローゼ症候群、慢性糸球体腎炎、慢性腎不全、人工透析、肝硬変、肝ガン、糖尿病、糖尿病性と明示されたすべての合併症 など

その他

悪性新生物(ガン)、高次脳機能障害、化学物質過敏症、各種難病(強皮症、パーキンソン症候群)、その他難病など

いろいろな傷病を併発している場合など、実に様々な症状があります。
自分で判断できない場合は、専門家にご相談ください。

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