頚椎症性神経根症はどれくらいで治る?治らない場合の対処法と障害年金について解説

頚椎症性神経根症は、首や腕に痛みやしびれを引き起こす疾患で、日常生活や仕事に大きな影響を及ぼすことがあります。その回復期間は症状や治療法により異なり、軽症なら数週間、重症では数ヶ月以上かかることも。

さらに、治らない場合には症状が慢性化し、生活の質が低下する恐れがあります。

この記事では、頚椎症性神経根症が治るまでの期間、治らない場合の対策、そして障害年金を申請する際のポイントについて詳しく解説します。早期対策で改善を目指し、適切な支援を活用しましょう。

目次

頚椎症性神経根症とは

頚椎症性神経根症は、首の椎骨や椎間板が変性することによって神経根が圧迫され、首から腕にかけての痛みやしびれ、筋力低下などの症状を引き起こす疾患です。この状態は加齢や長期間の負荷が原因で発生することが多いですが、急性の負傷によっても起こることがあります。

頚椎症性神経根症の症状が治るまでの期間

頚椎症性神経根症の回復期間は、個人差や治療方法によって異なります。一般的に以下のような経過が考えられます:

軽症の場合

数週間から数ヶ月で症状が改善することが多いです。特に保存療法(安静、薬物療法、理学療法)を適切に行うことで、自然治癒が期待できます。

中等症の場合

数ヶ月から半年以上かかることがあります。継続的なリハビリテーションや姿勢矯正が重要です。

重症の場合

症状が慢性化するリスクがあります。手術が必要となる場合は、術後の回復まで数ヶ月を要することが一般的です。
早期診断と適切な治療が、回復を早める鍵です。

頚椎症性神経根症が治らない場合の対応策

一部の患者では、頚椎症性神経根症の症状が完全には治らず、慢性的に痛みやしびれが残ることがあります。その場合、以下のような対策が考えられます:

専門的なリハビリテーション

理学療法士や作業療法士の指導のもと、症状を軽減するためのエクササイズや姿勢改善を行います。

痛みの管理

神経ブロック注射や、長期的な痛みを緩和する薬物療法(抗うつ薬や神経障害性疼痛薬など)が用いられる場合があります。

生活環境の調整

長時間のデスクワークや重労働を避けるための職場環境の見直し、または生活の工夫が必要です。

手術の検討

保存療法で改善しない場合や神経症状が進行する場合は、手術(椎弓形成術や椎間板除去術など)を検討します。

頚椎症性神経根症と障害年金について

頚椎症性神経根症が原因で日常生活や仕事に支障をきたし、回復の見込みがない場合、障害年金の申請を検討することができます。以下の条件を確認してください:

認定基準

障害年金が認められるかどうかは、病状が日常生活や就労能力にどれだけ影響を与えているかによります。具体的には、持続的な痛みや麻痺、筋力低下があり、通常の生活が困難であることが求められます。

申請の流れ

市区町村の窓口や年金事務所で詳細を確認し、必要書類を揃えて申請を行います。不明点がある場合、社会保険労務士に相談するのも有効です。

>>障害年金を自分で申請するのは難しい?社会保険労務士に依頼するメリットについて

まとめ

頚椎症性神経根症の回復期間は症状の程度によって異なりますが、治らない場合でも適切な治療と生活の工夫で症状を緩和することが可能です。生活に支障が出るほどの重い症状が続く場合、障害年金の申請も含め、専門家と相談しながら対応を進めることをおすすめします。

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障害年金とは

「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度であります。
障害者のための特別な手当と勘違いされている人もいらっしゃいますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。

対象となる障害について

障害年金というと、肢体障害、目の障害、聴力の障害など外見でわかる障害のイメージが強いですが、実は様々な傷病が障害年金の対象となります。

下の図で障害年金の対象となる傷病を紹介していますのでご覧ください。これらはほんの一部で、本当に多くの傷病やケガが対象になります。しかし同じような症状でも、傷病名によっては対象外とされてしまうこともありますので、注意が必要です。

部位・傷病症状
ブドウ膜炎、緑内障(ベーチェット病によるもの含む)、白内障、眼球萎縮、網膜脈絡膜萎縮、網膜色素変性症、眼球萎縮、網膜はく離、腎性網膜症、糖尿病網膜症

>>眼の障害の受給事例はこちら

聴覚、平衡機能

感音性難聴、突発性難聴、神経性難聴、メニエール病、頭部外傷又は音響外傷による内耳障害、薬物中毒による内耳障害

>>聴覚、平衡機能の障害の受給事例はこちら

鼻腔

外傷性鼻科疾患

口腔(そしゃく言語)、言語

上顎癌、上顎腫瘍、喉頭腫瘍、喉頭全摘出手術、失語症、脳血栓(言語)など

肢体の障害事故によるケガ(人工骨頭など)、骨折、変形性股間節症、肺髄性小児麻痺、脳性麻痺脊柱の脱臼骨折、脳軟化症、くも膜下出血、脳梗塞、脳出血、上肢または下肢の切断障害、重症筋無力症、上肢または下肢の外傷性運動障害、関節リウマチ、ビュルガー病、進行性筋ジストロフィー、脊髄損傷、パーキンソン病、硬直性脊髄炎、脳血管障害、脊髄の器質障害、慢性関節リウマチ、筋ジストロフィー、ポストポリオ症候群、線維筋痛症

>>肢体の障害の受給事例はこちら

精神障害うつ病、そううつ病、統合失調症、適応障害、老年および初老などによる痴呆全般、てんかん、知的障害、発達障害、アスペルガー症候群、高次脳機能障害、アルツハイマー等

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呼吸器疾患

気管支喘息、慢性気管支炎、肺結核、じん肺、膿胸、肺線維症、肺気腫、呼吸不全など

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循環器疾患心筋梗塞、心筋症、冠状僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、先天性疾患など

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腎疾患慢性腎炎、慢性腎不全、糖尿病性腎症、ネフローゼ症候群、慢性糸球体腎炎など

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肝疾患肝炎、肝硬変、肝がんなど
糖尿病糖尿病(難治性含む)、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症など糖尿病性と明示された全ての合併症

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血液再生不良性貧血、溶血性貧血、血小板減少性紫班病、凝固因子欠乏症、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形性症候群、HIV感染症

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その他人工肛門、人工膀胱、尿路変更、クローン病、潰瘍性大腸炎、化学物質過敏症、白血病、周期性好中球減少症、HIV、乳癌・胃癌・子宮頸癌・膀胱癌・直腸癌等のがん全般、悪性新生物、脳脊髄液減少症、悪性高血圧、その他難病

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この記事を書いた人

岩本 浩一 (いわもと こういち)
社会保険労務士法人あいパートナーズ 代表

このたび、障害をお持ちで苦しんでいらっしゃる方々やそのご家族の皆様に対して、何か少しでもお力になりたいという想いから、私を育んでくれた地元の松山市で当センターを立ち上げることにいたしました。

障害年金は、公的な制度であるにも関わらず認知度が低いため、本来であれば受け取る権利がある方でも、様々な理由により多くの方々が受給に至っていないのが現実です。当然ながら、手続きをしなければ受給できません。黙っていても誰かが教えてくれるものでもなく、結局は障害をお持ちの方々がご自身で気付くしかないのです。何とか障害年金の相談まで辿り着いたとしても、またしても高いハードルが立ちはだかります。

そうした理由から、請求に必要な書類を準備する事が出来ず、手続きすらできないという状況になり、障害年金の申請を諦めてしまっている方が多くいらっしゃいます。

早く、障害年金のことを知っていればよかった、最初から専門家に相談すればよかった。

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