

レビー小体型認知症(LBD)は、認知症の一種であり、主に高齢者に多く見られます。この病気は、脳にレビー小体と呼ばれる異常なタンパク質がたまることで発症します。
この記事では、レビー小体型認知症の原因や症状、障害年金について、分かりやすく説明します。
レビー小体型認知症の原因
レビー小体型認知症は、脳の神経細胞にレビー小体という異常なタンパク質がたまることが原因です。このレビー小体が脳内で増えると、神経細胞の働きが悪くなり、認知機能(記憶力や注意力など)が低下します。また、運動機能や体の自律神経(血圧や消化などを調整する働き)にも影響を与えます。
この病気の詳しい原因はまだ完全にはわかっていませんが、遺伝や環境が関係していると考えられています。さらに、パーキンソン病と似た症状も見られることが多いです。
レビー小体型認知症の主な症状
レビー小体型認知症の症状は、他の認知症とは少し異なり、日によって症状が変わりやすいのが特徴です。以下に代表的な症状を紹介します。
認知機能の変動
認知機能(物事を理解する力や集中力)が日によって大きく変わることがあります。ある日は会話が普通にできても、次の日には混乱してしまうことがあります。
幻覚
特に、見えないものが見えるという視覚的な幻覚がよくあります。例えば、実際にはいない人や動物が見えると感じることがあります。
運動機能の障害
筋肉が硬くなったり、動きが遅くなったりするパーキンソン病のような症状が出ることがあります。このため、歩くのが難しくなり、転びやすくなることもあります。
睡眠障害
眠っている間に夢の内容を体で実際に動いてしまう「レム睡眠行動障害」という睡眠トラブルがよく見られます。
自律神経の問題
血圧の急な変動や、便秘、頻尿など、体の自律神経に関わる問題も出てきます。
レビー小体型認知症と障害年金
レビー小体型認知症は進行性の病気であり、時間とともに症状が悪化し、日常生活が難しくなることが多いです。このため、障害年金を受け取れる可能性があります。障害年金は、病気や障害のために仕事ができない、または生活が困難な場合に支給される年金です。
レビー小体型認知症が原因で、認知機能や運動機能が著しく低下し、仕事や日常生活が難しい場合には、障害年金の申請を考えると良いでしょう。年金を受け取るためには、病気の初診日(最初に診断を受けた日)が重要になります。初診日を基に、保険料の納付状況や病状の進行具合をもとに障害等級が決まります。
申請の際には、医師による診断書や病歴の説明書が必要です。特に、症状の変動や幻覚、運動機能の障害について詳しく書いてもらうことが大切です。
>>障害年金を自分で申請するのは難しい?社会保険労務士に依頼するメリットについて
まとめ
レビー小体型認知症は、記憶や集中力の低下だけでなく、運動機能や自律神経にも影響を与える病気です。症状が進行すると、介護が必要になることが多く、障害年金を受け取るための準備を早めに始めることが大切です。
病気の進行に合わせて、医師と相談しながら適切なサポートを受けることで、生活の質を保つことができます。
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