人工透析を受ける人の余命と生存率とは?

腎臓の機能が著しく低下すると、体内の老廃物や水分を排出するために人工透析が必要となります。透析は命をつなぐ治療ですが、その一方で「どれくらい生きられるのか」という不安を感じる方も少なくありません。

ここでは人工透析患者の平均余命や生存率の実情を、年齢別・治療法別にわかりやすく解説します。

目次

年齢別に見る人工透析患者の平均余命

人工透析を開始した年齢によって、余命は大きく異なります。一般的に、若い年齢で透析を始めた場合の方が余命は長く、高齢になるほど短くなる傾向があります。

例えば50歳で透析を開始した場合、男性の平均余命は約17年、女性は約20年とされています。60歳では男性が約12年、女性が約14年とされており、一般人口と比べて半分程度の寿命となることが多いです。

ただし、80歳以上になると一般人口との差が小さくなり、透析をしていない場合と比べて寿命に大きな差がないケースも見られます。

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人工透析患者の生存率はどれくらいか?

生存率は透析導入後の経過年数で大きく変わります。一般的な統計では以下のようなデータが示されています。

透析を開始してから1年後の生存率は約88%、5年後は約60%、10年後は約36%程度とされています。これは日本全国の透析患者の平均値であり、施設や治療内容によっても大きく変動します。

つまり、透析を始めたからといってすぐに寿命が縮まるわけではなく、適切な管理を行えば長く生きることも可能です。

治療法の違いによる生存率の差

透析治療の内容によっても生存率に差が見られます。特に「長時間透析」や「オンラインHDF」などの先進的な治療を行う施設では、10年生存率が70%以上という好成績も報告されています。

これは、体への負担を軽減しながら老廃物を効率よく除去できるため、合併症のリスクが減ることが要因です。治療時間や頻度を見直すことで、寿命を延ばす可能性があるという点も重要です。

個人差が大きい透析患者の余命と生存率

平均余命や生存率はあくまで統計上の目安であり、実際には個人差が非常に大きい点を理解しておく必要があります。年齢や性別だけでなく、合併症の有無、生活習慣、透析の質などが寿命に大きく影響します。

日常生活での健康管理や食事、運動、適切な医療の継続が、透析を受けながらでも長く生きるためのカギになります。

まとめ:希望を持って透析と向き合う

人工透析は大変な治療ではありますが、正しく付き合えば長く生きることは十分に可能です。医療の進歩や治療方法の工夫により、生存率も年々向上しています。余命に対する不安があっても、今できる最善の生活と治療を選び、自分らしい人生を続けていくことが大切です。

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「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度であります。
障害者のための特別な手当と勘違いされている人もいらっしゃいますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。

対象となる障害について

障害年金というと、肢体障害、目の障害、聴力の障害など外見でわかる障害のイメージが強いですが、実は様々な傷病が障害年金の対象となります。

下の図で障害年金の対象となる傷病を紹介していますのでご覧ください。これらはほんの一部で、本当に多くの傷病やケガが対象になります。しかし同じような症状でも、傷病名によっては対象外とされてしまうこともありますので、注意が必要です。

部位・傷病症状
ブドウ膜炎、緑内障(ベーチェット病によるもの含む)、白内障、眼球萎縮、網膜脈絡膜萎縮、網膜色素変性症、眼球萎縮、網膜はく離、腎性網膜症、糖尿病網膜症

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聴覚、平衡機能

感音性難聴、突発性難聴、神経性難聴、メニエール病、頭部外傷又は音響外傷による内耳障害、薬物中毒による内耳障害

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鼻腔

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口腔(そしゃく言語)、言語

上顎癌、上顎腫瘍、喉頭腫瘍、喉頭全摘出手術、失語症、脳血栓(言語)など

肢体の障害事故によるケガ(人工骨頭など)、骨折、変形性股間節症、肺髄性小児麻痺、脳性麻痺脊柱の脱臼骨折、脳軟化症、くも膜下出血、脳梗塞、脳出血、上肢または下肢の切断障害、重症筋無力症、上肢または下肢の外傷性運動障害、関節リウマチ、ビュルガー病、進行性筋ジストロフィー、脊髄損傷、パーキンソン病、硬直性脊髄炎、脳血管障害、脊髄の器質障害、慢性関節リウマチ、筋ジストロフィー、ポストポリオ症候群、線維筋痛症

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精神障害うつ病、そううつ病、統合失調症、適応障害、老年および初老などによる痴呆全般、てんかん、知的障害、発達障害、アスペルガー症候群、高次脳機能障害、アルツハイマー等

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循環器疾患心筋梗塞、心筋症、冠状僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、先天性疾患など

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肝疾患肝炎、肝硬変、肝がんなど
糖尿病糖尿病(難治性含む)、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症など糖尿病性と明示された全ての合併症

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この記事を書いた人

岩本 浩一 (いわもと こういち)
社会保険労務士法人あいパートナーズ 代表

このたび、障害をお持ちで苦しんでいらっしゃる方々やそのご家族の皆様に対して、何か少しでもお力になりたいという想いから、私を育んでくれた地元の松山市で当センターを立ち上げることにいたしました。

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