障害年金の申請は、書類の準備や手続きが非常に複雑で、初めての人にとっては大変難しいものです。適切な給付を受けるためには正確で詳細な申請が求められるため、申請手続きを自分で行うのは大きな負担になります。そこで、障害年金の申請を専門家である社会保険労務士に依頼することのメリットについて説明します。

障害年金の申請が難しい理由

障害年金の申請には、提出する書類が多く、診断書や生活状況を説明する書類が正確でなければなりません。例えば、医療機関で発行される診断書は、障害の程度を正確に反映しなければならず、その記載が不十分だと審査に影響を及ぼす可能性があります。しかし、これらの書類がどのように評価されるのか、一般の人がすべて把握するのは非常に難しいです。

また、書類の提出期限や不備があった際の対処方法も、知識がないと困難です。結果的に、申請が遅れたり、思いがけず不支給になったりするリスクがあります。

社会保険労務士に依頼するメリット

障害年金の申請を自分で行う場合、必要な書類の内容や記載方法を理解するのに苦労することが多いですが、社会保険労務士に依頼すれば、その専門知識と経験で手続きをスムーズに進めることができます。社会保険労務士に依頼する主なメリットをいくつか紹介します。

１. 複雑な手続きを任せられる

社会保険労務士は、障害年金に関する法律や規則を熟知しています。診断書や生活状況の申立書の作成方法、障害の程度に応じた最適な書類の記載方法を知っており、適切な等級や給付を受けやすくしてくれます。また、提出する書類の準備からチェックまでを代行してくれるため、書類に不備がないか心配する必要もなくなります。

２. 医療機関との連携がスムーズ

障害年金の申請において、医師の診断書が重要な役割を果たしますが、その内容が適切でなければ、申請が承認されないこともあります。社会保険労務士は医師との連携が得意で、診断書に不足している情報があれば、適切に補完するようアドバイスしてくれるため、書類の不備による遅れを防ぐことができます。

３. 不服申立てや再申請もサポート

仮に障害年金の申請が承認されなかった場合でも、社会保険労務士は不服申立てや再審査請求などの手続きもサポートしてくれます。専門的な知識を持っているため、適切な対処方法をアドバイスしてくれ、再申請での成功率を高めます。

４. 精神的な安心感を得られる

申請が長引いたり、書類に不備が見つかったりすると、申請者には大きな精神的負担がかかります。社会保険労務士に依頼すれば、専門家としての的確なアドバイスとサポートを受けることができ、不安やストレスを軽減することが可能です。特に、障害を抱える方やその家族にとって、安心して手続きを任せられるというのは大きなメリットです。

＞＞当事務所に依頼するメリット

まとめ

障害年金の申請は、書類作成や手続きが非常に煩雑であり、自分で行うのは負担が大きいです。適切な給付を受けるためには、社会保険労務士のサポートを受けることが強く推奨されます。専門知識を持つ労務士に依頼することで、申請手続きがスムーズに進み、安心して障害年金の申請ができる環境を整えることができます。

障害年金とは

「障害年金」とは、公的な年金の１つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度であります。
障害者のための特別な手当と勘違いされている人も見えますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。
６５歳以前に障害を持ち、日常生活や仕事に支障がある人に対して支払われる生活補助金です。

＞＞障害年金の基礎知識について

＞＞障害年金の受給額について

対象となる障害について

障害年金というと、肢体障害、目の障害、聴力の障害など外見でわかる障害のイメージが強いですが、実は様々な傷病が障害年金の対象となります。

下の図で障害年金の対象となる傷病を紹介していますのでご覧ください。これらはほんの一部で、本当に多くの傷病やケガが対象になります。しかし同じような症状でも、傷病名によっては対象外とされてしまうこともありますので、注意が必要です。

障害年金に該当しているかどうか簡単に診断できるページがありますのでもし障害年金をもらえるかもと思った方は是非診断してみてください。

＞＞障害年金に該当しているかどうか簡単に分かる１分間受給判定

目の傷病

白内障、緑内障、ブドウ膜炎、眼球萎縮、網膜色素変形症、両人工的無水晶体眼、眼球振盪症　など

聴覚

メニエール病、感音性難聴、突発性難聴　など

肢体

重症筋無力症、関節リュウマチ、脊髄損傷、進行性筋ジストロフィー、変形性股関節症、人工股関節など

脳の傷病

脳卒中、脳出血 、脳梗塞など

精神

統合失調症、うつ病、躁うつ病、てんかん、発達障害、知的障害など

呼吸器疾患

気管支ぜん息、肺線維症、肺結核など

心疾患、高血圧

狭心症、心筋梗塞、高血圧性心疾患、悪性高血圧症など

腎疾患、肝疾患、糖尿病

慢性腎炎、ネフローゼ症候群、慢性糸球体腎炎、慢性腎不全、人工透析、肝硬変、肝ガン、糖尿病、糖尿病性と明示されたすべての合併症　など

その他

悪性新生物（ガン）、高次脳機能障害、化学物質過敏症、各種難病（強皮症、パーキンソン症候群）、その他難病など

岩本浩一

岩本　浩一 （いわもと こういち）
社会保険労務士法人あいパートナーズ 代表

このたび、障害をお持ちで苦しんでいらっしゃる方々やそのご家族の皆様に対して、何か少しでもお力になりたいという想いから、私を育んでくれた地元の松山市で当センターを立ち上げることにいたしました。

障害年金は、公的な制度であるにも関わらず認知度が低いため、本来であれば受け取る権利がある方でも、様々な理由により多くの方々が受給に至っていないのが現実です。当然ながら、手続きをしなければ受給できません。黙っていても誰かが教えてくれるものでもなく、結局は障害をお持ちの方々がご自身で気付くしかないのです。何とか障害年金の相談まで辿り着いたとしても、またしても高いハードルが立ちはだかります。

そうした理由から、請求に必要な書類を準備する事が出来ず、手続きすらできないという状況になり、障害年金の申請を諦めてしまっている方が多くいらっしゃいます。

早く、障害年金のことを知っていればよかった、最初から専門家に相談すればよかった。

相談の現場で、最も耳にする言葉です。

障害年金の請求で一番大事なことは、不安を感じたり、わからないことがあったりしたときに、すぐに専門家に問い合わせをすることです。

ひとりで悩みを抱えず、まずは当センターにお気軽にご相談ください。
当センターは全力であなたに寄り添います。

無料相談を行っておりますので、是非ご利用ください。

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