ストラテラを飲んでいる方は障害年金を受給できる可能性があります。ストラテラの効果と副作用について

ストラテラはADHD(注意欠如・多動症)の治療薬として広く使われていますが、その効果や副作用には個人差があります。服用を続ける中で日常生活に支障をきたす場合、障害年金の申請が認められるケースもあります。

本記事では、ストラテラの特徴や注意点、障害年金との関係についてわかりやすく解説します。

目次

ストラテラとは?ADHD治療薬の特徴と効果

ストラテラ(一般名:アトモキセチン)は、注意欠如・多動症(ADHD)の治療薬として広く処方されています。

日本では2009年に承認され、大人にも子どもにも使用できる薬です。ストラテラは中枢神経に作用し、脳内のノルアドレナリンの濃度を高めることで、注意力や集中力の改善、衝動性の抑制などの効果が期待されます。従来のADHD治療薬と違い、覚せい剤成分を含まないため依存性が低いとされている点も大きな特徴です。

ストラテラを服用することで、多くの患者さんが「落ち着いて考えられるようになった」「仕事や学業のミスが減った」と感じています。ただし効果が現れるまで数週間から1ヶ月程度かかることが多く、即効性を求める場合は他の薬との併用が検討される場合もあります。

ストラテラの主な副作用と注意点

ストラテラは効果が期待できる一方で、副作用が起こることもあります。主な副作用としては、吐き気や食欲不振、眠気、口の渇き、めまい、頭痛などが挙げられます。特に吐き気は服用初期に多く見られますが、時間の経過とともに改善することが多いです。

また、少数ですが血圧や心拍数が上昇するケースも報告されています。高血圧や心疾患の既往歴がある方は、定期的に血圧や脈拍をチェックしながら服用を続ける必要があります。さらに、気分の落ち込みやイライラが強まることがあるため、気分変調に注意し、異変があればすぐに主治医に相談することが大切です。

ストラテラを服用中の生活の工夫

副作用を和らげるために、いくつかの工夫が役立ちます。例えば吐き気を防ぐために食後に服用する、服用時間を固定する、水分を多めに摂るといった方法があります。また、急に服用を中止すると症状がぶり返す場合があるので、自己判断で中断しないことも重要です。

ストラテラは習慣性が低い薬ですが、適切な服薬管理が不可欠です。特にお子さんが服用する場合、周囲の大人が服薬スケジュールを一緒に確認しながら進めることが安心です。

ADHDと障害年金の関係

ADHDは発達障害の一つとして認知が進んでいますが、症状の程度によっては就労や日常生活に大きな制限が生じる場合があります。大人のADHDで仕事が著しく困難になったり、安定した収入を得られない場合、障害年金の対象になることがあります。

障害年金は、精神の障害によって生活や労働能力が制限されている人を支援する公的制度です。

ADHD単独で認定されるケースは比較的少ないものの、うつ病や不安障害など他の精神疾患を併発している場合、障害等級に該当する可能性があります。特に就労に困難をきたしている場合は、医師の診断書や具体的な生活状況を示す資料が重要な判断材料になります。

>>障害年金を自分で申請するのは難しい?社会保険労務士に依頼するメリットについて

ストラテラ服用と障害年金申請のポイント

ストラテラを服用しながら障害年金を申請する場合、どの程度の支援が必要か、生活能力にどのような制限があるかを丁寧に記載することが大切です。診断書には、服薬状況や症状の経過、現在の生活状況が詳細に反映される必要があります。

例えば「薬を継続しても注意力が持続せず、指示通りに作業ができない」「服薬の副作用で日常生活に支障がある」といった具体的な情報が、審査の重要なポイントとなります。主治医と相談しながら、申請書類を準備することをおすすめします。

>>障害年金申請めんどくさいと思っている方へ 面倒な障害年金の申請は社会保険労務士へ

まとめ:ストラテラの理解と適切な支援の活用

ストラテラはADHD治療において効果が期待できる薬ですが、副作用や個人差があるため、医師と相談しながら慎重に使用することが重要です。

また、ADHDによる生活上の困難が続く場合、障害年金などの公的支援を検討することも一つの選択肢です。必要に応じて専門家のサポートを受けながら、安心して治療と生活を続けられる環境を整えることが大切です。

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障害年金とは

「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度であります。
障害者のための特別な手当と勘違いされている人もいらっしゃいますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。

対象となる障害について

障害年金というと、肢体障害、目の障害、聴力の障害など外見でわかる障害のイメージが強いですが、実は様々な傷病が障害年金の対象となります。

下の図で障害年金の対象となる傷病を紹介していますのでご覧ください。これらはほんの一部で、本当に多くの傷病やケガが対象になります。しかし同じような症状でも、傷病名によっては対象外とされてしまうこともありますので、注意が必要です。

部位・傷病症状
ブドウ膜炎、緑内障(ベーチェット病によるもの含む)、白内障、眼球萎縮、網膜脈絡膜萎縮、網膜色素変性症、眼球萎縮、網膜はく離、腎性網膜症、糖尿病網膜症

>>眼の障害の受給事例はこちら

聴覚、平衡機能

感音性難聴、突発性難聴、神経性難聴、メニエール病、頭部外傷又は音響外傷による内耳障害、薬物中毒による内耳障害

>>聴覚、平衡機能の障害の受給事例はこちら

鼻腔

外傷性鼻科疾患

口腔(そしゃく言語)、言語

上顎癌、上顎腫瘍、喉頭腫瘍、喉頭全摘出手術、失語症、脳血栓(言語)など

肢体の障害事故によるケガ(人工骨頭など)、骨折、変形性股間節症、肺髄性小児麻痺、脳性麻痺脊柱の脱臼骨折、脳軟化症、くも膜下出血、脳梗塞、脳出血、上肢または下肢の切断障害、重症筋無力症、上肢または下肢の外傷性運動障害、関節リウマチ、ビュルガー病、進行性筋ジストロフィー、脊髄損傷、パーキンソン病、硬直性脊髄炎、脳血管障害、脊髄の器質障害、慢性関節リウマチ、筋ジストロフィー、ポストポリオ症候群、線維筋痛症

>>肢体の障害の受給事例はこちら

精神障害うつ病、そううつ病、統合失調症、適応障害、老年および初老などによる痴呆全般、てんかん、知的障害、発達障害、アスペルガー症候群、高次脳機能障害、アルツハイマー等

>>精神障害の受給事例はこちら

呼吸器疾患

気管支喘息、慢性気管支炎、肺結核、じん肺、膿胸、肺線維症、肺気腫、呼吸不全など

>>呼吸器疾患の受給事例はこちら

循環器疾患心筋梗塞、心筋症、冠状僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、先天性疾患など

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腎疾患慢性腎炎、慢性腎不全、糖尿病性腎症、ネフローゼ症候群、慢性糸球体腎炎など

>>腎疾患の受給事例はこちら

肝疾患肝炎、肝硬変、肝がんなど
糖尿病糖尿病(難治性含む)、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症など糖尿病性と明示された全ての合併症

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血液再生不良性貧血、溶血性貧血、血小板減少性紫班病、凝固因子欠乏症、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形性症候群、HIV感染症

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その他人工肛門、人工膀胱、尿路変更、クローン病、潰瘍性大腸炎、化学物質過敏症、白血病、周期性好中球減少症、HIV、乳癌・胃癌・子宮頸癌・膀胱癌・直腸癌等のがん全般、悪性新生物、脳脊髄液減少症、悪性高血圧、その他難病

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障害年金に該当しているかどうか簡単に診断できるページがありますのでもし障害年金をもらえるかもと思った方は是非診断してみてください。

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必須項目

(1)お名前、(2)生年月日(年齢)、(3)電話番号、(4)住所

ご自身でわかる場合

(5)初診日(医療機関に初めて受診した日)、 (6)加入年金制度の種類と加入状況、(7)傷病名(診断傷病名)

障害年金無料相談会の流れ

STEP
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障害年金については、申請書の書き方一つでもらえる受給額が大きく変わったり、もらえなかったりするケースが多くあります。 無料相談会にて難解な制度を分かりやすく説明します。

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やむを得ずお電話またはメールにての相談をご希望をされる場合、その旨をお伝えいただきます。

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この記事を書いた人

岩本 浩一 (いわもと こういち)
社会保険労務士法人あいパートナーズ 代表

このたび、障害をお持ちで苦しんでいらっしゃる方々やそのご家族の皆様に対して、何か少しでもお力になりたいという想いから、私を育んでくれた地元の松山市で当センターを立ち上げることにいたしました。

障害年金は、公的な制度であるにも関わらず認知度が低いため、本来であれば受け取る権利がある方でも、様々な理由により多くの方々が受給に至っていないのが現実です。当然ながら、手続きをしなければ受給できません。黙っていても誰かが教えてくれるものでもなく、結局は障害をお持ちの方々がご自身で気付くしかないのです。何とか障害年金の相談まで辿り着いたとしても、またしても高いハードルが立ちはだかります。

そうした理由から、請求に必要な書類を準備する事が出来ず、手続きすらできないという状況になり、障害年金の申請を諦めてしまっている方が多くいらっしゃいます。

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障害年金の請求で一番大事なことは、不安を感じたり、わからないことがあったりしたときに、すぐに専門家に問い合わせをすることです。

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