医師や経験者ら集いセミナー がん患者への支援考える

がん患者や家族への理解を深めるセミナーが3日、愛媛県松山市大手町1丁目の愛媛新聞社であり、約130人が講演やパネルディスカッションを通じて新しい治療の知識を学び、支援の在り方を考えた。

 四国がんセンター(松山市)の書籍「がん専門病院からのメッセージ」の出版を記念し、センターと愛媛新聞社、製薬会社のアストラゼネカ(大阪市)が開いた。

 家族や同僚ががんになった場合の支援をテーマにしたパネルディスカッションでは、NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会の松本陽子理事長がコーディネーターを務め、医師やがん経験者4人が登壇。

 センターの青儀健二郎臨床研究推進部長は「治療しながら就業も可能な時代に入ってきている」とし、治療しながら社会復帰し、通常の生活に戻っていくよう支援すると説明。灘野成人患者家族総合支援センター長は、不安や困り事などがあれば、県内の複数の病院にあるがん相談支援センターを利用するよう呼び掛けた。

 お笑い芸人の川島章良さん(はんにゃ)はがんを患った際「周囲に普段通りに接してもらえるのがうれしかった」と説明。治療を経て復職した松山市の会社員三好英理さんは「治療中は孤独を感じることが多い。仕事ができる場があることは、社会から必要とされていることで生きる原動力にもなる」などと語った。

 川島さんや、医師による最新の治療に関する講演もあった。
(愛媛新聞より引用)

昨日参加した「がんと共に生きるセミナー」のことが愛媛新聞に掲載されていました。
お笑い芸人のはんにゃの川島さんはプロポーズの日に先生からがん告知をされた、仕事にも影響があるのでがんのことを黙っていたなどがんのことについての講演がありみなさん食い入るように聞いていました。

セミナーの中では仕事とがんの治療との両立の話もありました。がんと闘うためには仕事を辞めなければならないのではないのかという話もありましたが、仕事をしながらがん治療ができる、抗がん剤も最近は吐き気も少なくなった最新の抗がん剤があるという話も出てきました。がんという病気は2人に1人がなる病気です。身近にある病気なのに何も知らなかったということが分かりました。

あとがん患者が寄り合って話をする暖だんカフェというのにも参加してきました。ソーシャルワーカーの人も障害年金の話を聞かれるけどなかなか専門的なことなので話が分からないので困っているいう話もありました。
がんになっても生活に支障をきたす場合には障害年金をもらえる可能性があります。

もしがんになって障害年金のことを聞きたいという方がいらっしゃいましたら当センターまで声をかけてください。

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