新成人、こんなに大きい年金未納のリスク

年金には事故や病気で障害を負ったり、亡くなったりした場合に給付される障害基礎年金や遺族基礎年金もある。これらも未納が多いともらえない。特に障害基礎年金は「統合失調症など精神障害でも条件を満たせば受け取れるので、若い人には老齢年金より身近な存在」と社会保険労務士の永山悦子氏は指摘する。「学生納付特例も速やかに手続きをしないと不利益を被る恐れがある」(永山氏)

■障害年金は初診日に注意
こんな事例がある。20代のAさんが事故で障害を負い、しばらくして障害年金を請求したいと年金事務所を訪ねた。学生時代は特例を利用、その後も保険料を払い、年金加入期間に未納はないのでもらえると思ったが、実際は受給できなかった。 Aさんの特例の申請は事故の後。特例は過去に遡って承認されたが、障害年金は初診日を基準とした年金の加入・保険料納付要件で判断する。事故(初診日)後の特例の承認は考慮されず、要件を満たさなかったのだ。

厚生労働省の調査によると、20代前半で保険料を納付している人の人数は4分の1程度。18年度の国民年金保険料は月1万6340円、年間20万円近くになる。収入が少ない若者や学生には負担が大きいが、未納は避けたい。社会保険労務士の原佳奈子氏は「親に余裕があれば代わりに払うのもよい。その際、子どものためになることをきちんと伝えるべきだ」と話す。

(日本経済新聞より引用)

20歳を過ぎて大人になって自主的に国民年金を納める手続きをしたのが全体の半分ぐらいだったそうです。
将来もらえる年金はもうないと思うから納めないという悲観的な意見も言う方も中にはいると思います。
しかし年金というのは将来もらえる老齢年金の他に障害年金もあります。

たくさんの障害年金の相談に乗りますが一番取れなかった原因は「年金の未納」です。
学生の場合なら学生免除があるのでそれをした場合には年金の加入期間に入れてくれるので年金の未納ではないです。それをしてない場合に記事のように後で年金を納めても初診日の後に納めたことになるため要件を満たさなくなります。

あの時に年金を納めておけばよかった・・・
年金を後で納めるので何とかなりませんか?

こういう風に言っての後のまつりです。障害年金には「初診日要件」「納付要件」「障害認定日要件」という3つの要件が必要でそのうちどれかひとつでも欠けてももらえません。

将来いつ病気や事故になるかも分かりません。
そのためにも年金は未納がないように納めておかなければなりません。

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